代表者むらじの思い

当社の創業は2013年4月。

それまで大阪で働いていましたが、地元奈良に貢献したくて奈良で創業することを決めました。まだまだ私自身若いですし、経験も豊富とまではいえないかもしれません。

申し遅れました、私は大和西大寺にてディア行政書士法人の代表をしております連(むらじ)と申します。詳しいプロフィールなどはこちらをご覧いただけると幸いです。

ところで、建設業許可の代行取得は、行政書士という仕事の中でも王道中の王道業務で、同業者間の競争が激しい業務分野です。それもあって、当初私たちはあえてこの王道の業務を選ばずにやってきたという経緯があります。

 

では、なぜ競争の激しい建設業許可の代行取得という業務に参入しようと思ったのか?
これには、あるお客様との出会いが大きく関係します。

 

あるとき、顧問先様から、建設業許可のことについて詳しく知りたいとおっしゃっている方がいるので話を聞いてほしいとの連絡を受けました。

 

当時、建設業許可のことについては一通りのことを把握している程度でしたので辞退させていただくことも考えました。しかし、まず話だけでもという有難いお申出でしたので、お話をお聞きいたしました。

 

結論から申し上げますと、そのお客様の建設業許可の申請は見送ることになりました。要件が不足していたからです。しかし、お互いになぜこの仕事を選んだのかという話をしていた中でのお客様の言葉に私は衝撃を受けます。

 

だって、家はもちろんやけど、道路も学校も全部僕ら建設業者が作ってんねんで。
これってすごいと思わへん?
僕らの仕事がなかったら、生活そのものが成り立たへんわけで。
こんなにスケールの大きい仕事って他にそんなにないんとちゃうかな?

 

この言葉を聞いて、私かなり感動したんですね。
このお客様のおっしゃる通り、建設業はみんなの生活を支える仕事。
とすれば、建設業許可取得のお手伝いをする私たちの仕事もそこにつながるめっちゃ意味のある大きな仕事やん・・・!

 

そこから事務所としての転換期が訪れます。建設業許可のお話があれば積極的にご相談に応じ、ご依頼もお受けするようになりました。

 

さて、上記のお話以外にも、お客様に教えていただいたことがいくつかあります。

 

まず1つめですが、建設業を営んでおられる方は夫婦二人三脚でされているところが多く、奥様が建設業許可に関することを管理なさっていることが多いんですね。そこで奥様曰く、

 

連さんは同じ女性やから何でも聞きやすいし、色んなことに気が利くわ。
若いからかな、すぐに来てくれるし。

 

ありがたいお言葉です。でも、私自身この言葉の意味はなんとなく理解できます。

たとえば、具合が悪くて病院に行った時、男性のお医者さんよりも女性のお医者さんの方が不安なことを女性である私はたくさん聞けます。奥様がお感じになられたのは、これと同じことなのかもしれませんね。

 

2つめは、私たち行政書士にとっては耳の痛いお話です。

行政書士さんは年に1回時期が来るとFAXを送ってきて書類の準備を催促して、準備ができたら書類にハンコを押させて代わりにお金を持って行くだけの存在。
だから、どこに頼んでも一緒でしょ?

正直非常に残念に思います。これでは、私たちの仕事にどれだけの価値があるというのでしょう?建設業者様の日々の業務の中で発生する問題にまったく関与もせず、また頼られもしない関係。

 

少なくとも、私たちはこのような関係を望んでいません。
困ったことがあったらぜひ私たちを頼ってほしいし、そこに私たちの存在意義があると思っています。

 

当社の新規許可申請の報酬額は他と比べても決して安いとはいえません。だけど、これは今後の「ちょっと聞いてみたいんだけど」の分の報酬も含んでいます。せっかくのご縁でご一緒させていただいたのですから、ぜひとも末永くお付き合いさせていただきたいと思っています。

 

より多くの皆さまにお会いできること、また人々の生活を支えるスケールの大きな仕事のサポートをさせて頂けることを心より楽しみにしております。

代表行政書士 連 紗智

 

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